-日本人の人間育成を通し未来の日本を救う-
日本人の人間育成を通し未来の日本を救う 戦後60年を迎え、先の見えない未曾有の不景気の中、経済崩壊寸前ともいわれるこの日本に於いて、 日本人として今私達に何ができるか。
現在の荒廃した日本を悲観しているだけでは何も変わりません。
まず、私達は信念の元に行動してみようと考えました。 日本人の心に誇りを取り戻すために、地域から人間育成を通し心の改革に取り組む。 そのことに、私達は残りの人生を捧げます。
今から約150年前、崩壊寸前の日本に於いて、土佐藩の一郷士だった坂本龍馬。歴史を変え、私達の自 由の礎を築いてくれた彼を慕いながら、彼の目指した日本の姿に一歩でも近付けるように、志だけを胸に
この団体を立ち上げました。 そして人間育成を通し、今の日本人が忘れている精神を取り戻し、志高き人材を輩出することを目指し 活動している団体です。
日本を救う!!とても無謀・無知で、殆どの方ができるわけがない!と不快感さえ与えてしまう言葉だ と思います。しかし、国民の皆さんが、どんなに努力して家族や会社を守ろうとしても、基盤の国家が崩
壊しては元も子もありません。どんなに社員が努力しても、会社が倒産しては社員が路頭に迷うのと同じ ことです。
現在日本の借金は1000兆円に迫り、今後も1年間で50兆円も増えて経済破綻も間近という専門家 さえいます。もし経済破綻となると極度のインフレ・貧富の格差の拡大による暴動・治安悪化は避けられ
ません。過去のアルゼンチン・ドイツ・ロシアなどを思い出してください。
しかし、本当に深刻な問題は、そのようは状況に対して危機感を持たず行動を起こさないことです。何 より日本人としての誇りを失ったことに気付かず、行動を起こさないことではないでしょうか。
それは、戦後荒廃とは無縁の島国の中で穏やかになりすぎた日本人の「心」にあると私達は考えます。 心が変われば行動が変わり、行動が変われば人生が変わり、人生が変われば未来が変わります。日本人
の意識が変わっていけば、日本も変われるのではないでしょうか?まずは「心」です。 私達はまず心の改革を目指し、この危機を乗り越える力を身につけていきたいと考えています。
長い日本の歴史の中で、いつの時代も自国を憂う日本人達がいます。私もまた、その日本人 の一人です。
私達は今、日本人として「現状の日本」「未来の日本」の為に何をすべきなのでしょうか。 現代の日本では3つのバランスが崩れているといわれています。
第一に「物と心」です。自国が豊かになることは誰もが望むことであり喜ばしいことです。
「物」については何不自由なく手に入る世の中になりました。しかしながら、現状では、あま りにも豊かになりすぎたのか…元来、人間として一番大切である「心」が失われているように
思います。それは、ものを深く感じることの出来る感受性、また感謝する心が失われているの ではないでしょうか。
第二に「進歩と伝統」であります。現代の風潮では、いろんな意味で一にも二にも「改革」 と連呼しておりますが…「改革」が悪いとは申しません。しかし、長い日本の歴史の中には、
素晴らしい伝統と文化を継承して今の日本があることを私達「日本人」は、決して忘れてはな らないのです。
最後に「個人と共同体」です。やはりここでも「個人の尊重」の考え方が、行き過ぎている と感じております。古来より礼節を重んじてきた日本人の姿は、まさに「共同体」を意識した
伝統といえます。これは、世界に誇る「武士道精神」でもあるのです。
以上の事から現代の日本に於いて、この三つの基軸を修正する必要があると考えています。
私達、熊本海援隊では「未来の日本の為」という観点から《教育》を最重要課題と位置づけ、 様々な活動をしております。
未来を担う人材の育成こそが人類最大のテーマであり、日本の発展、いや世界の発展に必ず繋 がると確信しております。
《教育》とはにわかに成果がでるものではなく、その時々の時流に流されることのない「志」 と「信念」が問われる分野であります。
私達は「日本人の人間育成を通し未来の日本を救う」という組織理念の元、日本人として誇 りを持ち「志」と「信念」を胸に、これからも尽力する事を誓います。
(熊本海援隊代表:松野行洋)
●福丸塾・志悠館による人間育成活動
●世界各地より先生方を招いた講演会の開催
●定期的なミーティング・成果発表会
●定期的な勉強会の開催
●地域清掃等のボランティア活動
●定期購買資料の配布 など